投資初心者が感じる3つの不安と乗り越え方|40代長期投資の実体験で考えると変わること

NISAを始める前、私にもいくつかの不安がありました。
今回はその不安と、どう乗り越えたかをお伝えします。
以前の記事で、住宅ローン完済からNISAを始めるまでの話を書きました。
- NISAに興味があるけど怖くて踏み出せない
- 資産運用して老後資金を貯めたいけど何から始めればいいかわからない
- 物価の上昇で将来に不安がある
しかし、NISA制度を使うということは、投資の世界に足を入れるということです。
そのため、私が投資の世界に足を入れる際、不安に感じていたことをお伝えします。
でも今振り返ると、知らないことが一番の不安の原因だったと思っています。
多額の借金を背負う不安
結論から言うと、現物取引だけなら借金にはなりません。
私のような40代以上の方は、株式投資により多額の借金を背負い不幸な結果になるというニュースをよく耳にしたと思います。
また、親からも「投資はギャンブル」と教わっている方もいると思います。
何の知識もないころの私も同じような不安がありました。
これは、ある意味では正解であり、ある意味では間違いです。
多額の借金を背負う理由は、信用取引にあります。
自己資金を担保に約3倍まで株を取引できる仕組みです。借金をして少ない元手で売買ができるため、ハイリスク・ハイリターンになる恐れがあります。
原則として6か月以内に返済する期限があるため、下落時に含み損として置いておける期限があります。
信用取引でもリスク許容度を把握して上手に運用すればメリットはあります。
しかし投資初心者はリスク許容度も把握できていないため、少しでもリターンがあると「もっと取れたのに」と思い、証券会社に借金をしてしまう恐れがあります。
通常の現物取引では、この担保にして借金をする制度が使用できません。
そのため、現物取引では最悪でも自己資金が0になっても借金を背負う心配はありません。
- 現物取引:自分のお金の範囲内で売買。最悪でも投資した金額が0になるだけで借金にはならない
- 信用取引:証券会社からお金を借りて売買。損失が自己資金を超えると借金になるリスクがある
私には不要なため、信用取引口座を開設していません。
NISAでの積み立て投資は現物取引なので、借金リスクは心配しなくて大丈夫です。
株価や指数変動の不安
株価や指数は毎日のように取引があるため常に変動します。
10%や20%平気で上下するような時もあります。
そのため、私も最初は株価や日経平均などの指数が気になりました。
売買しているわけでもないのに一喜一憂していました。
しかし精神的に疲れますし、無意味だと思ったので最初は1週間、次は1か月と、徐々にあえて見ないように心掛けました。
自然と見なくなっていきました。
また、長期投資家の「下落時は焦らず握り続ける」というコメントを何度も目にして、その考え方が少しずつ自分の中に定着していきました。
その積み重ねのおかげか、今は1年に1回見るくらいになっています。
投資を始めてから3〜4年後にコロナショックが起きましたが、その頃には株価をほとんど気にしていませんでした
。後から「あの時大きく下落していたんだ」と気づくくらい、長期投資のスタンスが自然と身についていました。
もちろんその間にも下落する時はありましたが、長期投資の基本を思い返し耐えていました。最初から「10年以上持ち続ける」という前提で始めることで、短期の変動に振り回されにくくなります。
よくわからないことの不安
日本では、お金の勉強を自主的にしなければ習うことがないのが実情です。
学校では税金に関する授業が義務教育の中にありませんし、家庭では親の個人的考え方が教科書になります。
それが合っているのか、間違っているのかの判断もできません。
そのため
- 投資?よくわからない
- 証券会社?よくわからない
- 個別株?投資信託?よくわからない
よくわからないから安全面を考えて何もしない。
知らない世界に足を入れるのは勇気がいるか、無謀な考えでうっかり入るかになってしまいます。
そのため、私は投資や証券会社などの動画やブログを1か月ほど独学で勉強しました。
今の方がYouTubeなどでも投資系の動画が多数あるため、勉強はしやすい環境にあると思います。
同時に、高額商材や悪質なメンバーシップなどの窓口が増えているのも悲しい事実です。
そのため、5人くらいの動画などをチェックして共通点のみを洗い出し、情報の精査をしました。
- 複数の発信者の共通点だけを採用する
- 高額商材・有料メンバーシップへの勧誘には注意する
- 「絶対儲かる」「すぐに資産が増える」という情報は疑う
- 公的機関(金融庁・証券会社の公式サイト)の情報も合わせて確認する
自主的に勉強をして情報を精査し、自分の中に信頼を持てるようになってからNISAを少額から始めました。
最初の一歩は「なくなってもいい額」から
最初から大きな金額を入れる必要はありません。
私自身、最初は「なくなってもいい額」というスタンスで始めました。
それくらいの金額なら万が一のことがあっても精神的なダメージが少なく、投資の仕組みや相場の動きを落ち着いて体感できます。
- 「なくなってもいい額」から始めて投資を体感する
- 相場の動きや自分の感情の変化を観察する
- 「大丈夫そう」と思えたら少しずつ金額を増やす
- 慣れることが、長く続けるための一番の近道
最初は不安になるのは誰でも同じですし、初心者なのも同じです。
知る・理解する・納得することが、小さくても最初の一歩を踏み出せるようになります。
少額から始める具体的な方法については、今後お伝えする予定です。
本記事の参考資料
- SBIネオトレード証券:信用取引がやめとけと言われる5つの理由!現物との比較で分かるリスクを解説
- SBI証券:指数・為替・金利
- 金融庁:NISAについて
投資にはリスクが伴います。実際の運用判断はご自身の責任でお願いします。














