衝動買いをした時の気持ちの持ち方|値段よりも価値を見る

みなさんは衝動買いをした後、
「他のお店やサイトだと、いくらだったんだろう?」と値段をチェックしていますか?
私は、あえてしないようにしています。
以前書いた損失回避バイアスの記事の、ある意味続編です。
今回は「衝動買いとどう付き合うか」という、私なりの気持ちの持ち方をお話しします。
だから私は、最初から見ないと決めています。
なぜ、買った後に値段を調べないのか
誰だって、良いものをできるだけ安く買いたいと思うものです。
でも衝動買いというのは、そもそも下調べをしていません。
だから、最安値で買えていないことのほうが多いんです。
そこで後から他のお店やサイトを調べてしまうと、
「あっちのほうが安かった……」と、値段で後悔することになります。
でも、よく考えてみてください。
私はその商品に価値を感じてお金を払ったわけです。
安いから、いらない物を買ったわけではありません。
だったら、後から値段を見て気持ちを下げる必要はない。
そう考えて、見ないようにしています。
父の日のプレゼントで実感したこと
最近の出来事です。
父の日のプレゼントに、父が「新しいのが欲しい」と言っていたシェーバーを買いました。
事前に希望を聞いておいたので、外さずに選べた一品です。
自分で選んで、自分の手で渡したかったので、
通販やネットで最安値を調べたりはせず、最寄りのお店で購入しました。
その後も、値段は検索していません。
おそらく、探せば2〜3割ほど安く買えたかもしれません。
でも、気持ちを込めたプレゼントはお金以上の価値がありますし、
行動で見せることが一番だと思ったので、そうしました。
私にとってはずっと価値が高いんです。
妻は逆のタイプ。だからこそ声をかける
妻は、私とは逆のタイプです。
買った後に、他のお店の値段を結構気にします。
そういうときは、
「価値を感じて買ったんだから大丈夫だよ」と伝えて、
後悔の気持ちを持たないようにしてもらっています。
ただ、妻の場合はもう一つの「あるある」もあって……。
良いものがあっても、悩んだ末にやめてしまい、
後で「やっぱり買おう」と出かけたら、もう売り切れていた。
こちらのパターンのほうが、実は多いんですけどね。
これは正確には「損したくない」という損失回避バイアスとは少し違って、
「失敗したくない」と判断を先延ばし(決定回避)にした結果、欲しかったものを逃してしまう心理です。
方向は逆ですが、どちらも「目の前の価値より、損や失敗を避けたい気持ち」が強く出た結果なのは共通しています。
値段ではなく、自分なりの「価値」で考える
価値観は、人それぞれです。
ある人にとってはただの石でも、
別の人にとっては宝石になることもあります。
大事なのは、世間の値段ではなく、
自分にとっての価値で考えること。
「自分はこれに価値を感じたから買った」と思えていれば、
後から値段を見ても、気持ちは揺らぎません。
これが、値段に左右される損失回避バイアスと、
うまく付き合っていくコツなのかな、というのが私の考えです。
- 買った後に、他店・他サイトの値段を調べない
- 「安いから」ではなく「価値を感じたから」買ったと考える
- 気持ちを込めた買い物は、お金以上の価値があると割り切る
- 値段ではなく、自分にとっての価値で判断する
もちろん、普段の買い物でしっかり比較検討するのは大切なことです。
ただ、衝動買いをしてしまった後くらいは、
値段ではなく価値に目を向けて、気持ちよく使うほうがいい。
そう思っています。
「増やす」だけじゃない、生きたお金の使い方
資産形成というと、どうしても「増やすこと」に目が行きがちです。
でも私は、納得して気持ちよく使うことも、
同じくらい大切な“お金との付き合い方”だと思っています。
お金は生活のために必要なものですが、
満足感を得て使うことこそ、生きたお金の使い方だと感じます。
お金持ちでも、使い切れずに「もっと使えばよかった」と思う人や、
「若いときにやりたかったことができなかった」と悔やむ人も、
実際にいるのではないでしょうか。
必要なときに使えなければ、
いくらお金があっても、無いのと同じです。
だからこそ、価値あるお金の使い方を身につけることも、
資産形成には欠かせないと思っています。
みなさんは、どのように感じますか?
買い物やお金の使い方は、人それぞれの価値観で判断してください。
毎日がちょっと楽しくなる気がしています。













