皆さんは、「今だけ」「限定」「特別に」などの言葉をよく見かけませんか?

聞いた瞬間、なんとなくお得な気がしたり「逃したら損をする」という感覚になることはありませんか。
実はこの感覚、本能に近い心理メカニズムが働いています。

損失回避バイアスとは?

行動経済学では、「得をする喜び」よりも「損をする痛み」のほうが心理的に2倍以上大きいと言われています。

損失回避バイアスのポイント

・「今買わないと損」という感情は本能的な反応
・利得の喜びより損失の痛みのほうが約2倍強く感じる
・解約・契約・セールの場面で特に利用されやすい

これを損失回避バイアスと言います。
ほぼ本能的なものだと個人的には思っています。
そのため、解約・契約の場面で「今だけ」を耳にしたら、引き止めや余分なものを売られるサインと思って良いと感じています。

「いつでもやってる今だけキャンペーン」の正体

理由は簡単です。
「今だけキャンペーン」のほとんどは、いつでもやっているからです。

例えば、携帯電話の解約時などはどうでしょうか?
携帯キャリアの「解約時に引き止めで出てくる今だけプラン」を経験したことはありませんか?

また、「今なら無料で保険が付く」という封筒が来たりしませんか?

通販番組で、「今から30分だけ」というセリフをほぼ毎日聞いたりしませんか?

これらは全ていつでもやっています。

Ta.o
Ta.o
言葉の裏には「残り1個(明日の入荷まで)」「今夜12時まで(明日も同じだけど)」という言葉が隠れていると思っています。

たまたま今日だけのキャンペーンや、世間的には無名な自分に特別な情報が来ることはありません。

これを自信を持って言えるのは、50年生きてきてそのような「本当においしい情報」に出会ったことが一度もないからです。
もし本当においしい話があれば、今こうして資産形成を頑張って勉強してはいません。
そして、本当に儲かる情報を無料で誰かに教えることはないはずです。

「美味しい話」の見分け方

・本当に確実に儲かるなら、誰にも教えない
・過去の実績を売るのは「もう儲からなくなってから」
・無料で届く特別情報には必ず別の目的がある

塾・習い事・スポーツジムなど「価値のあるもの」にはお金を払います。
無料で価値ある情報が手に入る構造には、必ず理由があります。

感情でお金を使うと起きること

損失回避バイアスは、日常の買い物だけでなく資産形成にも影響します。

感情に左右されやすい場面

・不安から余分な保険にたくさん加入してしまう
・控除額いっぱいまで保険に入る(目的が逆転している)
・投資で下落時に「損したくない」と狼狽売りをしてしまう
・「乗り遅れたくない」と焦って高値掴みをしてしまう

無駄遣いや衝動買いも、感情での買い物が大半だと思います。
家計管理をしていないと「なぜかお金が溜まらない」「気づいたらお金がなくなっている」ということになりがちです。

Ta.o
Ta.o
実は、昔キオクシアも1800円くらいで初期に持っていました。
+10%くらいで売ってしまいましたが、今は30倍になっています。
とはいえ、だから損したという気持ちも無いし、その時は分からなかったからしょうがないね~って話せます。

これは私の中では失敗談ではなく、当時の判断基準では正解でした。
投資スタイルが短期から高配当長期に変わったタイミングでもあり、
感情ではなく自分の方針に従って動いた結果です。

感情に気づくための一つの問いかけ

皆さんは、先月の支出のうち「満足度の高い使い方」と「満足度の低い使い方」を言えますか?

もし答えられないとしたら、感情でお金を使っているかもしれません。

Ta.o
Ta.o
「今だけ」という言葉を聞いたら、一度立ち止まる。
それだけで無駄な出費がかなり減ります。
私自身、この意識を持ってから衝動買いがほぼなくなりました。

まとめ

このページのまとめ

・「今だけ・限定・希少性」は損失回避バイアスを利用したマーケティング
・本能的な反応なので、誰でも引っかかりやすい
・解約・契約・セール場面での「今だけ」は特に疑ってかかること
・感情ではなく、自分の価値基準でお金を使う習慣が大切

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品・サービスへの加入・解約・購入を推奨するものではありません。
判断はご自身の責任でお願いします。

 

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ta.o
初めまして、Ta.Oと申します。今年50歳の妻子持ち。 住宅ローンは完済済み。 ただ、老後の経済的な安心はまだ遠い。 自分の自由と幸せを目指して活動中。 60歳でのセカンドFIREを本気で目指しながら、日々資産形成と向き合っています。 このブログでは、教科書のような投資理論も少しだけ踏まえ、私自身が実際に経験し・悩み・決断したことをそのままお伝えします。 同じような境遇の方にとって、少しでも参考になればうれしいです。