個別株はNISA枠を埋めてから|会社員が1年実践して気づいたリスクと現実

投資の世界に踏み込むと気になるのが個別株だと思います。
個別株で富を築いた有名人も何人もTVや雑誌などで見たことがあるでしょう。
誘惑はありますが、個人的な意見としては、個別株に手を出すのはインデックス投資でNISA枠を埋めてからで良いと思っています。
個別株とインデックス投資の違い
個別株投資
個別株投資は、特定の企業の株式を選んで購入する方法です。例えばトヨタやソニーなど、自分で選んだ企業に投資します。
高いリターンを狙える可能性がある一方、その企業の業績が悪化すれば大きな損失を被るリスクもあります。
銘柄選定には企業分析の知識や時間が必要です。
インデックス投資
インデックス投資は、日経225やS&P500のような市場全体の動きに連動する投資信託やETFに投資する方法です。
多数の企業に分散投資するため、個別企業のリスクが軽減されます。
運用コストも低く、特別な知識がなくても市場平均のリターンを得られます。
- リスク分散:インデックスは自動的に分散、個別株は自分で複数銘柄を買う必要がある
- 時間と労力:インデックスは手間がかからない、個別株は企業研究が必要
- リターンの可能性:個別株は市場平均を大きく上回る可能性もあるが、下回るリスクも高い
- コスト:インデックスは一般的に低コスト
長期的な資産形成では、多くの専門家がインデックス投資を推奨しています。
1年間個別株を勉強して気づいたこと
私も個別株について1年ほど真剣に勉強して実践してみました。
PBR・ROE・PERなどの割高・割安を判断する指標、決算報告書のチェック、中期成長戦略の確認、為替リスク、地政学リスクなど幅広く調べました。
その結果として、個別株の手法ごとに気づいたことがあります。
- デイトレード:1日に何度も売買するため、会社員が仕事中にチェックするのは現実的に無理
- スイングトレード:数日〜数週間単位の売買。ある程度はできるが、株価動向を見られない時間帯に動くと対応できない
- 中期〜長期(高配当株など):割安感のある時に買う必要があるため、タイミングを待つ間に機会損失しやすい
どんなに有名な人が語ったとしても、売買タイミングを1秒単位でわかる訳でもありませんし、自分の資産を人に預けて増やしてもらうのと変わりません。
個人で数多くの企業をチェックするには時間も体力も限度があります。
それも手法によっては毎日チェックしなければいけません。
個別株をやるなら80銘柄以上に分散が目安
私個人の見解として、個別株をやるなら80銘柄以上に分散するのが良いと思っています。
1銘柄に集中するとその企業の不祥事や業績悪化だけで大きなダメージを受けるからです。
- セクター(業種)だけでも約20種類に分散する必要がある
- 同じセクター内でも対象顧客や事業内容が異なるため、さらに細かく分ける必要がある
- 結果として80〜100銘柄程度が分散投資の目安になる
それくらいの時間をかけて個別株を勉強している間に、まずは時間を味方につけるためにインデックス投資で始めて、新NISAの1,800万円枠をインデックス投資で埋めてから、という判断になりました。
- 個別株はインデックス投資をしながら勉強して自己責任で行う
- 一銘柄に全力はハイリスク・ハイリターンだと覚えておく
- 十分な知識と自分の判断基準を持ってから始める
参考資料
- SBI証券:信託vs国内株式のメリット・デメリット
個別株への投資はご自身の判断と責任でお願いします。














