初心者向け投資信託と個別株の違い|お弁当に例えて違いを説明

以前の記事でオルカンと高配当株の目的の違いを記事に書きました。
今回はNISAの制度も含めて、初心者の方向けにもう少し分かりやすくまとめてみます。
お弁当に例えると
投資信託は、例えるならお弁当パックです。おかずが何種類も入っていて、1つ買うだけで全部が手に入ります。
個別株は、お惣菜を単品で買うイメージです。
好きなものだけ選べますが、同じ品数を揃えようとすると割高になりますし、何を買うか自分で決める手間もかかります。
どちらが良いかではなく、自分に合う買い方を選べばいいと思います。
運用の違いを整理する
基本的な考え方としては、
- オルカンなどの投資信託商品は「目的が資産を増やす」
- 高配当株は「今の生活の補填に配当金を受け取る」
- 個別株の売買は「売買益で資産を増やす」
という運用の違いがあります。
投資信託はよく複利で資産を増やすと言いますが、これは厳密にいえば、ファンドの中で配当金が自動的に再投資されているという部分があります。
そのため、高配当株でも同様に自分で配当金を再投資していけば資産を増やすことができますが、安く買うタイミングがなかなか難しいため待機資金が発生し、機会損失をしやすいという部分もあります。
また、高配当株は広く分散する必要があります。株価のチェックや1銘柄ずつの購入手続きを考えると、投資信託に比べて手間がかかると個人的には感じています。
高配当株は、一般的に高配当と言われる配当利回り4%以上の企業の個別株を自身で買う形になります。
こちらは1企業ごとに購入の必要があり、企業分析なども必要なため調べる手間と時間、ある程度まとまった資金が必要になります。
魅力は、毎年入ってくる配当金という不労所得と、株価の上昇による含み益どちらも狙えることです。
1社ずつ株式を購入するため、複数の業種・企業に分散投資しなければ、倒産や減配、株価の低下などのリスクが高くなります。
また、プロの投資家やトレーダーと同じ条件で売買をするため、投資信託よりもリスクは高くなります。
基本的にリターンが大きいほどリスクが大きいと思っていて問題ないと思います。
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
投資信託の商品には、インデックスファンドとアクティブファンドの大きく2種類の運用方法があります。
インデックスファンドは、オルカンやS&P500のように指数に連動するように広く安定した企業に投資する商品です。
アクティブファンドは、指数に勝てるように考えて企業に投資する商品です。
SPIVAレポートのデータでは、過去10年の期間で日本の大型株アクティブファンドの63.0%、米国株式アクティブファンドの87.5%が指数に負けているとされています。
運用コストもアクティブファンドの方が割高な傾向にあります。
一般的にはアクティブファンドの多くがインデックスファンドに勝てないと言われています。
また、手数料もインデックスファンドに比べて割高なため、個人的にはアクティブファンドはお勧めしていません。
指数に連動するため運用者の判断による差が出にくく、結果が読みやすいという意味で、インデックスファンドが勧められています。
オルカンやS&P500が特にお勧めされている理由は、手数料の安さとリスクの低さにあります。
NISAでの使い分け
NISAでは、投資信託はつみたて投資枠と成長投資枠のどちらでも購入できます。
一方、高配当株などの個別株は成長投資枠のみです。
NISAの1,800万円の非課税枠は、もし満額になっても売却して枠に空きができた場合、翌年非課税枠が再度使えるようになります。
そのため、個別株の売却益狙いでNISAの非課税枠を使っている方もいます。
私自身の使い分け
私はNISAの非課税枠は、全て投資信託を使っています。
高配当株は特定口座を使っています。
理由は、取り崩し時に必要分の税金の計算をするのが面倒と感じたからです。
そのため、基本的に取り崩しをしない高配当株を特定口座、取り崩して運用するオルカンをNISA口座と分けています。
この辺りは、各自の運用や出口戦略に合わせてもいいですし、NISA口座を使い切れないならば全てNISA口座で賄って問題ありません。
投資について分かりにくい方の助けに少しでもなれば幸いです。
投資には元本割れのリスクがあります。
投資判断はご自身の責任で行ってください。













