「リスクないなら自分でやれば?」実体験|詐欺の手口と見分け方

投資に興味を持ち始めると、残念ながら詐欺情報も目に入りやすくなります。
知っていても騙される人が多いのが詐欺の怖さです。手口を知っておくだけで、身を守れる可能性が大きく上がります。
詐欺の9割はポンジ・スキーム
世の中の詐欺の9割はポンジ・スキームです。
ポンジ・スキームとは、実在しない運用事業を持ちかけ、「高配当・元本保証」を謳って投資家から資金を集め、実際には新しい出資者からの入金を古い出資者への配当金に回す自転車操業的な詐欺手法です。
チャールズ・ポンジという人物が考案した手法で、100年以上前のものですが今でも使われています。
- ① 「高利回り」を謳って投資家を募る
- ② 新しい投資家のお金で、古い投資家に「配当」を払う
- ③ さらに新しい投資家を集める…の繰り返し
- ④ 新規の資金が集まらなくなると崩壊、または逃亡する
- 「年利50%出します」と言って1万円預かる
- 1年後に5,000円を利息として渡す(残り5,000円は自分のもの)
- 喜んだ人がさらに入金したり、人に広めたりして実入りが増える
- 増えなくなってきたら逃亡
一言でいうと、ローリスク・ハイリターンな内容で出資を募る手法です。
なぜ騙されるのか
「なぜ引っかかるの?」と思う方も多いと思いますが、詐欺師は人間心理を巧みに突いてきます。
- 「楽して儲けたい」という心理
- 「今を逃すとチャンスを失う」という限定感・焦り
- 「損を取り戻したい」という焦り
- 「有名人もやっている」という権威への信頼
怪しい謳い文句チェックリスト
以下のような言葉が出てきたら要注意です。
- 元本保証
- 高利回り・確実に儲かる
- 紹介システムで手数料が入る
- 海外物件への高額投資
- サブリースで相場より高い家賃収入
- あの有名人もやってる
- 今だけ・限定・急いで
おおよそインデックス投資の利率は年利5〜7%くらいです。世界トップの投資家でも年利20%ほどです。
**年利10%を超える利回りは疑ってかかるくらいがちょうどいい**と思いますし、それならインデックス投資を自分でやれば良いという話になります。
最近増えているSNS・マッチングアプリ詐欺
最近特に増えているのが、SNSやマッチングアプリを使った投資詐欺です。
- SNSやマッチングアプリで親しくなってから投資話を持ちかける
- 最初は少額で「本当に増えた」という体験をさせる
- 信頼させてから大きな金額を入金させて持ち逃げ
- ペーパーカンパニーや偽の銀行口座を使い実態が確認できない
「見知らぬ人から美味しい投資話が来る」という時点で疑ってください。
実際に勧誘を受けた時の断り方
私は実際に不動産投資の勧誘電話を受けたことがあります。
その際「リスク無し・リターンが確実にある」と言われ違和感がありました。
以後は常にリターンの話ばかりする相手には「リスクは何ですか?」と聞くようにしています。
リスクがないというのは、銀行預金でもタンス貯金でもあり得ません。「リスクはありません」と言う人は詐欺師か、脇が甘すぎる企業戦略だと思っています。
投資の基本原則を覚えておこう
投資は、ハイリターンはハイリスク、ローリターンはローリスクです。
この原則から外れる話は、詐欺か勘違いのどちらかだと思って間違いありません。
怪しいと感じたら、一人で判断せず家族や信頼できる人に相談してください。
また、消費者庁や国民生活センターに相談する方法もあります。
出典・参考資料
不審に思った場合は消費者庁や国民生活センターにご相談ください。














