転職での収入アップを検討した結果|50歳での体感

前回の記事で、転職での収入アップは難しいと書きました。
結論として、無いことはありません。
ただ、私の場合はかなりの狭き門になることが分かっています。
今回は、その「検討した結果」を正直に書いてみます。
すでにdodaに登録して転職エージェントに相談した話も書きましたが、
現在の年収をベースにすると、転職可能な企業はいくつか候補がありました。
ただし、多少は年収が下がる候補も含まれていました。
この「年収が下がる」というのが、私にとっては一番の問題なのです。
なぜ、年収を下げられないのか
理由は2つあります。
1つ目は、家計に削る余地がもう少ないことです。
前回の家計記事でも書いたとおり、
毎月の基本的な生活費だけで、収入の約83%を使っています。
さらに、年に何度か出る特別費(家電の買い替え、車の保険、学習机など)まで含めると、
実質的には収入の94%ほどで家計が回っている計算です。
残るのは食費や、たまの外食費くらい。
自分一人ならどうにでもできますが、
これ以上削ると家族を犠牲にする部分が出てきます。
だからこそ、最低限の収入維持は必要だと感じています。
2つ目は、その収入が残業込みでギリギリ黒字だということです。
残業ありきの不安定な働き方のまま転職すると、
タイミングによっては年収が下がる恐れがあります。
「基本給は同じでも、残業が減って手取りダウン」では本末転倒です。
守るものがある身としては、まず数字を守るのが先なんですよね。
通える範囲、という制約もある
残業なしで今の年収を維持しようとすると、
本当は都市部も視野に入れたほうが選択肢は広がります。
ですが、私には高齢の両親と小さな子供がいます。
遠方への転職は、妻一人への負担が大きくなりすぎる。
そのため現実的には、自宅から無理なく通える範囲に絞らざるを得ません。
収入は下げられない、通える範囲も限られる。
この二重の制約の中で勝負することになります。
私の「攻めどころ」は、資格と改善の実績
その制約の中で勝負するなら、
私の強みを前面に出して攻めるしかありません。
- 安全衛生系の資格を一通り取得(作業主任者・各種特別教育・運転技能講習 など)
- 作業を人に教える指導者向け研修(TWI系)も修了
- 品質改善で、不良率・不良金額を前年比で大幅に削減した改善活動の経験
これらを強みに、管理職・生産技術・品質管理といった求人を攻めどころにする形になります。
正直に言うと、これらの部門での経験や、純粋な役職としての経験はほぼありません。
ただ、現場で実際に数字を動かしてきたという事実は、
未経験の部門でも一定の説得材料にはなるはずだと思っています。
とはいえ最後は、相手が求めるレベル次第。
そこは正直、出してみないと分からない部分が大きいのが実際のところです。
結論:あることはあるが、メインの収入源には置きづらい
総合すると、転職での収入アップは「あることはあるが、厳しい」。
だからメインで考える収入アップの手段には置きづらい、というのが私の結論です。
転職した当日から、試用期間でも同等の収入がもらえて、
さらにきちんと評価される——。
さすがにそれは、期待しすぎかなと思います。
むしろ現実的には、一時的に収入が下がる前提で動く必要がある。
それを家計が許容できるかどうかが、私の場合の分かれ目になります。
中小企業なら社長次第、というのが個人的な肌感です。
というわけで、収入アップの本命は、
やはり前回書いた高配当株や副業のほうかな、というのが今の考えです。
転職は「いざとなれば選択肢はある」という安心材料として持っておく。
そのうえで今は、自分の時間でコントロールできる収入を育てる方に力を入れています。
それくらいの距離感が、私には合っていそうです。
転職市場の状況は、年齢・地域・職種・時期により大きく異なります。
進路の判断は、ご自身の状況に合わせてご検討ください。
















