国債のメリットデメリット|個人的に使うタイミングを考察

皆さんは国債を買っていますか?
そもそも国債って何?何が良いの?と思う方もいると思うため、調べてみました。
個人的には、私が使うならば、子供が大学に入学する5年前くらいに、NISAの一部を学費用として個人向け国債に移すかも?という感じです。
学費については学資保険でも一部を準備していますが、それだけでは足りない部分をどう用意するかという話になります。
そのため、今すぐ購入する予定はありません。
国債の種類
国債のうち個人が買えるものには、個人向け国債・新窓販国債・既発債があります。
それぞれの違いを一覧にしてみます。
| 個人向け国債 | 新窓販国債 | 既発債 | |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | 初心者・安定重視 | 安定+利回り重視 | 積極的に債券を選びたい |
| 満期 | 3年・5年・10年 | 2年・5年・10年 | 残存3〜40年など銘柄により異なる |
| 購入単位 | 1万円から1万円単位 | 5万円から5万円単位 | 5万円から5万円単位 |
| 購入できる時期 | 毎月(全年限で同じ募集期間) | 毎月(年限ごとに異なる募集期間) | いつでも |
| 利率 | 変動(10年)/固定(3年・5年) | 固定 | 固定 |
| 買える人 | 個人のみ | 制限なし | 制限なし |
| 満期前の換金 | 条件付きで中途換金できる | 市場で売却(損益が出る可能性) | 市場で売却(損益が出る可能性) |
| 元本割れリスク | なし | あり(満期前に売却する場合) | あり(満期前に売却する場合) |
| 主な注意点 | 発行後1年間は原則として中途換金できない | 金利が大きく下がった場合などは募集が無いことがある | 残存10年超の債券は価格変動が大きくなることがある |
※SBI証券「国債の種類」の一覧表を要約して作成(2026年10月時点)。利払いはいずれも半年ごと(年2回)、満期時は額面金額で償還されます。
参考:SBI証券|国債の種類より
以上の表から、満期前に換金しても元本割れしないのは、個人向け国債のみになります。
そのため、私が購入するならば、学費として元本割れしない個人向け国債を選択します。
個人向け国債のメリット
先ほども述べたように、個人向け国債の最大のメリットは、元本割れリスクが無いことです。
また、金利が下がっても、年0.05%の最低金利が保証されています。
リスクがあるとすれば国の財政破綻ですが、企業の倒産リスクに比べれば低いと考えています。
また、定期預金よりも金利が高いことが多いため、定期預金に預けるよりはメリットがあると考えています。
個人向け国債のデメリット
一般的に、インフレ負けすると言われています。
個人向け国債の固定5年の金利は、2026年10月募集分で年2.39%(税引前)です。
日銀の目標であるインフレ率年2%が続いた場合で、計算してみました。
5年後のシミュレーション(元本100万円・固定5年・年2.39%の場合)
- 受け取る元本と利息の合計(税引後):約1,095,200円
(利息から税金20.315%が引かれ、5年間で約95,200円の利息が手元に残ります) - インフレ後に同じものを買うのに必要な金額:約1,104,100円
(毎年2%ずつ物価が上がると、今100万円で買えるものは、5年後には約110万4,100円出さないと買えなくなります) - 実質的な差(目減り額):マイナス約8,900円
金利が上がってきたことで差は小さくなっていますが、インフレ率が2%を超えると、目減りはさらに大きくなります。
中途換金するときの注意点
個人向け国債は、発行から1年経てばいつでも中途換金できますが、直前2回分の利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。
元本割れはしませんが、受け取れる利息は減ることになります。
そのため、学費のように「使う時期」が決まっているお金なら、その時期に満期が来る年限を選ぶのが良いと考えています。
固定5年なら、購入時の金利が満期まで変わらないため、受け取る金額の見通しも立てやすくなります。
参考:財務省|個人向け国債 商品概要より
新窓販国債はなぜ選択しないのか
新窓販国債は、満期前に売却すると元本割れするリスクがあるためです。
元本割れの可能性があるなら、すでにNISAで投資信託や個別株を購入しているので、そちらから乗り換えるメリットがないというのが一番の理由です。
参考:財務省|新窓販国債 商品概要より
同様の理由で、米国債などの外国債券も購入していません。
外貨は、オルカンで投資している部分で賄っているからです。
国債を有効に使うには
個人向け国債は元本割れリスクが無いため、特定の時期に使う資金には有効です。
また、投資には、必要な時に暴落が来るリスクがあります。
そのため、確実に必要な資金は、現金資産に少しずつ移行するのが良いと考えています。
- いつ使うか分からないが、数年内に必要なもの:普通預金
- 使う時期が決まっているもの:個人向け国債
という形が分かりやすいと考えています。
個人向け国債は、証券会社や銀行の窓口・オンラインで購入できます。私はSBI証券を使っているので、買うとすればそこからになります。
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金利や商品内容は2026年10月時点の情報で、今後変わる可能性があります。
詳しくは財務省や証券会社の公式情報をご確認のうえ、ご自身でご判断ください。













