奨学金は借りるべきか?NISA運用中の40代親目線で考えた対策

三菱UFJ銀行によると、子供の学費は国公立か私立かで数倍変わる事が分かりました。
私の子供は、幼稚園を卒園し公立の小学校に通っています。中学校も公立の予定です。
高校は公立、大学は私立という、現実的な中間ルートを想定して今から準備を進めています。
でも老後資金も守らなければいけない。
40代親として本当に悩ましいテーマです。
- 奨学金のメリット・デメリットと種類の違い
- 高校公立・大学私立を想定した教育費の目安
- NISAで教育資金を育てる考え方
- 下落局面で学費が必要になったときの対処法
- 40代親として出した現時点での答え
教育費はいくらかかるのか
三菱UFJ銀行の試算をもとに、高校公立・大学私立(文系)を想定した場合の教育費の目安はこのくらいになります。
- 公立高校3年間:約135万円
- 私立大学4年間(文系):約400〜500万円
- 合計目安:約550〜650万円
理系や医療系に進んだ場合はさらに費用が上がります。
両方私立なら1,000万円を超えるケースもあります。
私は学資保険で積み立てていますが、私立大学まで進んだ場合は不足する可能性があることがわかっています。
その不足分をどう賄うか、というのが今回の悩みの本質です。
奨学金とは何か
日本学生支援機構(JASSO)によると、奨学金には大きく2種類があります。
返済不要の奨学金です。一定以下の所得世帯や多子世帯が対象で、学力基準と家計基準を満たす必要があります。
該当するなら積極的に活用を検討すべき制度です。
- 第一種(無利子):学力・家計基準が厳しめ。利子なしで借りられる
- 第二種(有利子):年利最大3%。基準は第一種より緩やか
我が家の場合、現在の収入から計算すると貸与型第一種(無利子)に相当しています。
ただし今後の収入変化によって変わる可能性もあります。
奨学金のメリット
奨学金は「借金だからダメ」と一概に否定できるものではありません。
制度として見ると、しっかりメリットもあります。
- 教育の機会を守る:経済的な理由で進学を諦めなくて済む
- 第一種なら無利子:うまく使えば実質的な負担が少ない
- 親の老後資金を守れる:学費のために老後資金を崩さずに済む
- 子供が自立心を持てる:自分で返済する責任感が生まれるという考え方もある
奨学金のデメリット
一方で、社会人になってからの返済負担は軽視できません。
- 社会人スタートから借金がある:就職後すぐに返済が始まる
- 返済額が意外と大きい:月3〜5万円の返済が10〜20年続くケースも
- 結婚・住宅購入に影響する:奨学金残債があると住宅ローン審査に影響する場合がある
- 第二種は利子負担がある:借入額によっては総返済額がかなり増える
社会人になりたての子供にとって、これはかなりの重しになると感じています。
できれば背負わせたくないというのが正直な気持ちです。
NISAで教育資金を育てるという選択
元々は老後資金としてNISAを積み立ててきました。
ただ現在の積み立て状況を見ると、教育費が必要になるタイミングまでに一定の資産が育つ見込みがあります。
- 子供が大学入学する頃まで約10年以上ある場合
- 月5万円積み立て・年7%想定で10年運用すると約870万円
- 教育費600万円を取り崩しても270万円が残る計算に
- 残りはそのまま老後資金として運用継続できる
奨学金という選択肢もありますが、金利や返済の負担を考えると、40代の今から「資産運用」で教育資金も育てるのが、親としてできる最大のプレゼントだと考え、NISAで積み立てている貯蓄を使うことを選びました。
ただし下落局面には要注意
「NISAで育てた資産を学費に使う」という計画で一番気をつけたいのが、取り崩すタイミングが株価暴落中と重なるケースです。
- 入学の1〜2年前から必要額を少しずつ現金化しておく
- 下落局面が続く場合は奨学金を一時的に活用し、相場回復後に繰り上げ返済するという方法もある
- 生活防衛資金とは別に「教育費待機資金」を確保しておくと安心
いざという時の選択肢として頭に入れておきつつ、使わなくて済むように今から準備するのが現実的かなと。
悩みと現時点での決断
悩みとしては、子供に借金という足かせを付けたくないVS老後資金も守らなければならないという葛藤です。
奨学金制度は、経済的理由で教育の機会を失わないという素晴らしい制度だと思います。
給付型が使えるなら積極的に活用すべきですし、第一種(無利子)も使い方次第では賢い選択になります。
私の個人的な心情は「借金はできれば避けたい」というのが本音です。
ただ奨学金を否定しているわけではなく、**使わなくて済むように今から準備する**というのが今の私のスタンスです。
もちろん、その時にならないとわからないことがあるのは事実です。
状況によっては今の決断を変更しなければならない事態もあると思います。
ただ今の気持ちをちゃんと向き合って整理し、将来の自分が同じ悩みを再度考えた際に見返せるようにという意味も込めて記事にしました。
- 奨学金にはメリットもあるが、社会人スタートからの返済負担は子供への重しになりやすい
- 高校公立・大学私立で教育費は550〜650万円が目安
- NISAで教育資金も育てながら、老後資金と両立する方針
- 取り崩しのタイミングが下落局面と重なるリスクへの備えも必要
- 奨学金は否定しない。でも使わなくて済むように今から準備する
本記事の参考資料
- 三菱UFJ銀行:子育てに必要な教育費は平均いくら?大学までに準備すべき学費の総額を解説!
- 日本学生支援機構(JASSO):奨学金







